家事をしていたら、いつの間にか一日が終わっていた。それもそのはずです。家事なんて無限にあるのですから…。実際に手やカ体を動かす片づけに加えて、考える家事、決める家事、待つ家事、耐える家事など数多くの名もなき片付けがあります。1つ1つの片付けに名前をつけて、名もなき片付けの『見える化』をしてみましょう。
ゴミ出し
- ゴミの日を確認する
- 家を出るまでにゴミをまとめる
- 新しい袋をゴミ箱に入れる
- ゴミを出す
- 自分の家が担当なら、ゴミ捨て場の掃除もする
食器洗い
- 食器ごとに順番に洗う
- 鍋も洗う
- 食器は乾きやすくするために、縦に並べる
- シンクを使ったら飛んだ水気を布巾で拭き取る
- ガスコンロをスプレーして、キッチンペーパーで拭く
- 乾いた食器を棚に戻す
トイレットペーパーの補充
- トイレットペーパーの在庫を確認
- トイレットペーパーを買う
- 袋から出して収納する場所に置く
自分がやるのが当たり前になってる→“名もなき家事”を一覧で見せて分担を提案してみましょう。
自分がこれだけ家事をしても、“名もなき”状態なので、家族は気づいていないかもだけかも…。
最初に書き出した“名もなき家事”の一覧を見せて、これだけやってるから分担したいと提案しましょう。
時間だけ浪費する片づけ
思いっきりモノを捨てたくなることもあると思います。衣替えや大掃除の時、モノが多すぎて探し物が見つからない時など、きっかけは様々ですが、思い切って捨てようと決意したのに思い出に浸ってしまったということはありませんか。
<捨てアドバイス>
どうせ死ぬときに捨てるのだから、今捨てても同じだと思いましょう。
問題を先送りにする片づけ
換気扇の掃除、冷蔵庫の整理、納戸の片づけ、闇に包まれた押入れの段ボールを発見した時
大掃除の時にまとめてやっつければいいか。と目を合わさないようにしていませんか。
<捨てアドバイス>
数年間も空けなかった段ボールは、段ボールのまま捨てるのが一番です。
やる気を一瞬で奪われる片づけ
完璧な片付け計画を立てたのに、ペースを乱されることが置き、すべてのやる気を一瞬で奪われたことはありませんか。丸一日予定がない日に、午前中はキッチンを片付けて、午後からは段ボールをつぶして郵便物を分別しようと考えながら、1ミリの無駄もない完璧な予定を組んでいたら,そんなときに限って、完璧な予定を完璧に狂わすようなトラブルが起きるモノです。
<捨てアドバイス>
予定が完璧であればあるほど、遅れを取り戻すの気困難です。当然計画も丸つぶれ。そんな日は片づけ終了でいいのです。
何もしない日も必要です。
忙しい毎日の中で、家事や片づけに費やせる時間は限られています。限られた時間で無限の家事を完璧におこなう。リバウンドしない片づけなんて、どんなに家事や片づけに慣れている人でも、どんなに効率よくしていっても不可能です。