私は家事が苦手です。
この仕事(片づけ)をしていると、人は私を家事全般大好きな人だと大きな勘違いをしていますが、家事が嫌いだからこそ、いつも出来るだけ時間と手間暇かけずに家事をすませられたら思っています。
捨活ルールの中でも「自分がラクになる方法を考える」が私の「捨活」の出発点です。

しかし、今は考えるだけでなく、選択できる時代です。

仕事に家事に、子育てに、毎日忙しい共働き世帯のあいだで、夫婦で家事を分担する「家事シェア」が浸透してきましたが、家事はやってもやっても減らない、余計にストレスがたまる。という声が多くあります。
そこで、本当に家事をラクにするには、どうしたらいいのでしょう。

これがストレス!「家事シェア」の3大ハードル
① 自分が「やらなきゃ」「きちんとしなきゃ」という使命感や固定観念
 …「家事は自分がやらないといけないと思ってしまう」(28.1%)
 …「やらないといけない家事が多すぎる」(20.8%)
② 自分の家事に対する「苦手意識」
 …「上手に家事ができているかどうか自信がない」(36.3%)
 …「家事をやろうという気分になれない(気分が乗らない)」(47.9%)
③ 家事分担意識・家事スキルの「夫とのギャップ」
 …「配偶者(パートナー)の家事のクオリティが自分のものと同じではない」(26.4%)
 …一方で、共働き夫側は、「特に家事に対する悩みはない」(25.4%)

※【30・40代夫婦のライフスタイル調査】
●対象者:関東(1都6県)・関西(2府4県)・愛知県・福岡県・宮城県・広島県に在住の30~49歳既婚男女 計3,022人
●調査期間:2018年9月21日(金)~26日(水)
●調査手法:インターネット調査

モノを捨てる、最低限のもので暮らすという生活スタイルが注目を集めていますが
片づけの苦手な人にとっては、それも重圧になっています。
片づけようと思って、片づけ本を読み、収納ができないと収納家具を買い込み、かえってモノを増やしたという結果に…。完璧を目指さなくても大丈夫!
片づけにストレスを感じたら、生活や健康に支障がない程度に整理できていれば十分と自分に言い聞かせることも大事です。

かつて、私も「できる主婦」や「できるお母さん」になりたくて、毎日違うメニューに挑戦したり、頑張って掃除をしたりしていましたが、好きでないことは長続きしない。
振り返ってみれば、それは決して無駄ではなかったと思いますが、「したい家事」をするためには、気が進まない家事はしなくていい家事にするための工夫したり、自分がラクになるための発想をするようにしています。

1つ家事をなくす選択をするだけで今の生活はグーンと楽しくなっていきます。