海外を旅したいあなたに! 1度目の旅なら定番観光地を巡るのがきっと精一杯。 でも2度目なら?もっと自由に楽しめるのでは、という番組がNHKで放送されていました。実際に海外旅行で一度訪れた街に二度三度訪れると、地元のツウな人々がおススメする、知られざるスポットを訪ねることができます!!

三度目の大連(中国)
コロナ前に2回、コロナ後の昨年6月に大連に行ってきました。
ビザが必要ということで、初めてのビザ取得のために中国ビザ申請センター(江東区有明)に…。ビザを取りに行ったり、不備がみつかり、やり直しが一回、行く前からなかなか大変な思いをしましたが、念願の海外初の一人旅です。

大連といえば、かつて第二次世界大戦の時、日本が建国した「満州国」の玄関口だった街。戦後、たくさんの日本人が満州から引き揚げてきた複雑な歴史がありますが、実は今でも大連の街には、当時の名残を思わせるスポットがたくさんあります。

英語も中国語も全くできないおばさんが、翻訳アプリとWeChatだけを頼りに、行ってみたけれど、それはとんでもなくディープで楽しい旅になりました。

一週間滞在したホテルは、前回と同じ北京街にあるホテルで、家族経営のような小規模なホテルで前回は朝食のみサービスがあったのですが、コロナ化で国際的な予約サイトの掲載をやめてしまったらしく、知る人ぞ知る常連客や誰かの紹介のみの予約受付になってしまい、食事なしの素泊まりになりました。アットホームな感じは前と同じで、居心地は本当に良くて、ホテルの近くに市場や食堂、なんでもありで食事に困ることはありません。

滞在した6月はサクランボとスイカの季節で市場にはサクランボの山がいくつも並んでいます、
市場では一斤という単位がよく使われます。ちなみに一斤は500gのことです。中国の伝統的な慣用単位のようです。果物全般、特にスイカのカットの仕方が特徴的で砂糖が振りかけてあります。

中国旅行で一番、注意しなければいけないのはトイレです。

中国のトイレは、一般的にまだまだ「和式」です。最近、建設されたであろう新しいショッピングセンターですら、和式が多いように思いました。さらにトイレットペーパーは便器に流してはいけない。便器の横に入れ物があって、たとえトイレットペーパーを使っても、その入れ物に入れます。おそらく、トイレットペーパーが日本のように水に溶ける素材ではないのでしょう。もちろん、高級ホテルの場合、そのまま流しても全然OKですが、私の宿泊先のホテルは洋式でしたが、トイレットペーパーは流していけないかった!!
3日間、普通に流して問題なかったので、油断したのが悪かったのか、ここは大丈夫なのかなと、大きな勘違いと勝手な思い込みで、ついに3日目の真夜中にトイレットペーパーを詰まらせてしまって、ラバーカップ(スッポン)をホテルの支配人のところに借りに行ったり、なかなか流れなくて一晩中、汗だくで大格闘してしまいました。
街中や駅などでよく利用したのは、カフェ、マクドナルド、大きなショッピングセンター、そしてデパートです。もちろん、ティッシュペーパーは日本から持参、ウェットティッシュも常備です。街歩きの時もカバンの中に常備は必須です。