ふだんの家事をいかに簡単にするか、というのは、多くの主婦が日夜考えていることだと思います。
時短家事の本なんて、すごい人気ですよね。
しかし、新しい家事のテクニックを身につけるより、「やらないこと」を増やしたほうが、家事は断然ラクになります。

私がを片づけられないと感じるときはどんな時?

  • 朝はギリギリまで寝ている
  • 朝起きると昨夜の夕食の洗い物が残っている(夕食後すぐに洗わない)
  • 外に出るたびに人と話しこむ(あるいは電話するたびに話しこむ)とき
  • 午前中からテレビを視聴。または新聞やインターネットをながながとやってしまうとき
  • 洗濯ものをすぐに干さないとき
  • 買物から帰ってきて、買ってきたものをすぐにしまわないとき
  • 掃除はお客さんが来る時だけしかしないとき
  • とにかく収納グッズが好きで買ってしまうとき
  • 何も考えずよけいな物をもらったり、受け取ったりしたとき
  • 必要ないものを買ってしまったとき
  • 使いきれない物を処分しているとき
  • 損得勘定が好きで、安い、無料、おまけがつくとつい買ってしまうとき

よくある対処法

  • 朝はできるだけ早く起きる
  • 夕食の後片付けはその日のうちにやる
  • 目標とする行動の達成に意識をむける
  • テレビや新聞、インターネットに時間を使い過ぎない
  • 洗濯という家事の完了まで気を抜かない
  • 買ってきたものは家に入ったらすぐに所定の位置にしまう
  • 散らかったらそのつど片付ける

一つか二つはかなり簡単に実行ではそうですが、その簡単にできることが実行できない。
一時的に実行できても長続きできないのが現実です。

これなら出来るかも…しない・やらない時短テク

  • やたらと掃除道具や洗剤を買わない。
  • 週末に掃除をするのをやめる。平日にちょこまか掃除をする癖をつける。
  • 玄関マット、トイレカバー、ラグなど、余分な敷物やカバー類を減らす

    家事をできるだけラクにしたい、家をきれいにしたいと思いながら、掃除道具をどんどん買う人がいます。
    さまざまなモップに、ブラシ、クロス、洗剤。ホームセンターに足を運ぶたびに、掃除グッズを買う人、周囲にいませんか?
    実は、これは「部屋を片付けたい」と思って、片づけ本を買っただけで、満足して何もしないのに似ています。
    英語の参考書、DVD、CD、その他の教材をたくさん買えば、英語が上達する、と思うのと同じメンタリティです。
    掃除道具をたくさん買えば、家がきれいになる、と思っているので、実際に掃除をしません。

  • こった料理を作らない。素材、献立、調理法をシンプルにする。
  • 鍋やフライパン、食器を集めすぎない。

    料理が苦手な人が、材料をこねくりまわすと、まずくなる一方です(体験談)
    これは掃除道具や洗剤と同じ理由です。道具や食器を集めても、おいしい料理はできあがりません。

家事は切りのない仕事です。どこかで、線引をしなければ、いつまでたっても終わりません。
家事が大変だと思う人は、どんどん膨張させている可能性があります。

あれをやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思うのではなく、
「やらないこと」を増やすアプローチをしてみてください。
家事を本当にラクにしたいなら、
モノを買うときに、メンテナンスのことも考えて買いましょう。
そして、いつも書いていますが、
家中の不要なモノを「捨てる」のは、終わらない家事をラクにする最強の解決策です。