ここ何年かテレビを捨ててしまってたり、コロナ渦のなか、セミナーの仕事をほとんどをやめてしまったので、そこそこ時間ができました。

そしてその時間に何をしてるかと言うと、お芝居や映画を見に行ったり、本を読んだり、パソコンでネットフリックやアマゾンプライムであいかわらず韓国ドラマを見ています。

以前は韓国ドラマがあまり好きではなかったのですが、今また、どうして韓国ドラマにはまったかというと日本のドラマより韓国ドラマの方が圧倒的に障がい者や発達障害などドラマで扱われている割合が多いのです。
障がい者の親でもある私は、ドラマや本を読んでいても、そのドラマや小説の中の障がい者の描かれ方がどうしても気になってしまいます。

その上に認知症や介護問題、高齢者やその周りで起こる家族の問題など自分が近い将来直面するであろう問題にも自身を投影するドラマが多いことにもあります。

自己紹介の中にも書いた好きな作家さんの中の宮本輝さんの作品の中には、必ず障がい児が出てきます。
それは韓国ドラマと同様に、ドラマや小説の中で、それほど焦点が当たるわけでもなく、ごくごく普通の家族として、友人として、描かれているのが、とてもいいのです。

海外ドラマでも、同じように登場していますね。
主役ではなく、主役の家族や友達の家族といった役どころで普通に障がい者が扱われているのがいいなと思います。障がい者はどこでも身近にいて、普通に家族として存在していて、ちょっと困ることもあるけど、それが何だっていうんだとか、普通に差別されることもあって、傷つくこともあるけど、理解してくれる人もいるし、理解できない人もいる。

日本のドラマも、もっとさりげなく障がい者が登場するドラマがあってもいいと思うのですが、なかなか難しのでしょう。日本では、障がい者はどこでも身近にいる存在なんだという視点がないのでしょうね。
ドラマに出てこないんですもの。

韓国ドラマ・映画

  • 「ムーブ・トゥ・ヘブン・遺品整理人」
  • 「私たちのブルース」
  • 「それだけが、僕の世界」
  • 「無垢なる証人」
  • 「ナビレラ」
  • 「眩しくて」
  • 「ディア・マイ・フレンズ」
  • 「知ってるワイフ」